Quantcast
Channel: JFA.jp - 公益財団法人日本サッカー協会公式サイト
Viewing all 26027 articles
Browse latest View live

なでしこジャパンとパスをつなごう!~なでしこハッピープロジェクト

$
0
0

日本サッカーミュージアムは、なでしこハッピープロジェクトの一環として、5月4日(月・祝)に、「なでしこジャパンとパスをつなごう!」イベントを開催しました。FIFA女子ワールドカップドイツ2011優勝メンバーの矢野喬子さんがパスやボールの蹴り方を指導する本イベントに、約100人の方が参加されました。

今回撮影した動画は、5月中旬以降にJFA公式Webサイトなどで公開します。

来場者コメント

千葉和さん
今日は、私の目標でもあるなでしこジャパンの皆さんに応援のパスを送りたいと思って、このイベントに参加しました。矢野さんにパスの指導もしてもらえて、とても楽しかったです。今回のワールドカップでも、またなでしこジャパンが優勝する姿をみたいです。応援しています!

白井光希くん
今日はこのイベントに参加するために家族と来ました。自分のパスがなでしこジャパンの皆さんに届くかと思うと嬉しいです。ワールドカップでは、全勝で優勝してほしいです。サッカーを始めたのは保育園の時で、今は少年団でサッカーをしています。高校サッカーで活躍して、日本代表に入るという目標に向かって僕もがんばりたいです。

林恵里奈さん
ツイッターで今日のイベントを知り、参加しました。サッカーはほぼ初心者ですが、矢野さんに、どこをどう狙って蹴れば良いか教えていただき、コツを掴めました。とても楽しかったです。北京オリンピックでのなでしこジャパンの活躍を見てからずっと応援しています。なでしこの皆さんのがんばりや輝いている姿にいつも感動をもらっています。特に年齢が一緒の大野選手には注目しています。今回のワールドカップは、ディフェンディングチャンピオンということで、周囲からの期待も大きいと思いますが、選手の皆さんには、リラックスして、そして何より楽しんで挑んでもらいたいと思っています。

ゲスト

矢野喬子さん
今日は、多くの方にご参加いただきありがとうございました。まず、最近のお子さんはとてもサッカーが上手ですね!左右どちらにでも簡単に蹴ることできるお子さんが多くてびっくりしました。また、サッカー初心者の方も、少し教えるだけでとても上手にボールを蹴ることができていました。普段から良いプレー、良い見本を見て、イメージを掴んでいるからだと思います。

また、今日は多くのサッカーファンの方々と触れ合うことができてとても良い経験になりました。こういう場では、ファンの方がどういう思いを持っているか身近に感じることができますし、また自分の思いや感じていることを直接伝えることができます。選手時代にはなかなか味わえなかったことなので、よい刺激をもらいました。

2015FIFA女子ワールドカップカナダ大会、立場は違いますが、なでしこジャパンのメンバーと一緒に戦いたいと思います。

サポートスタッフコメント

河原愛利沙さん(神奈川大学女子サッカー部)
最初は、どのくらいお客様を楽しませ、笑顔を引き出せるか不安な面もありましたが、お客様と接する中で、自分が楽しいと思ってやっていれば、自然と相手を楽しくさせることができるということを実感することができました。

篠崎希さん(神奈川大学女子サッカー部)
いろいろな人と触れ合う中で、その人にあった接し方や笑顔の引き出し方があることを知り、とても学ばせてもらいました。

八幡杏咲さん(神奈川大学女子サッカー部)
多くのサッカーファンの方と接するという普段ではできない経験をさせていただき、ありがとうございました。自然な笑顔をしていただくよう、お客様の立場に立って考えることができました。


京都が世界行きの切符をつかむ JFAプレミアカップ2015

$
0
0

JFAプレミアカップ2015は5月5日(火・祝)に最終日を迎え、コンサドーレ札幌U-15(北海道地域代表)と京都サンガF.C. U-15(関西地域代表/京都)が日本一をかけて激突しました。

試合開始と同時に仕掛けたのは札幌。「これまでの試合は組み立てるイメージが強かったけれど、今日は左サイドからのクロスが多かった」と相手の服部航平選手も振り返ったように、札幌は福田心之助選手の仕掛けからチャンスを広げます。対する京都は、押されながらも12分に津野絢世選手がGKと1対1の場面をつくるなど、ゴールに向かう意識を忘れません。こう着状態が続く中、試合が動いたのは16分。福岡慎平選手のFKを江川慶城選手が頭で合わせて、京都が先制しました。「前半は相手のペースだったけれど、ここで決まったら流れが来ると思っていた」と江川選手。その言葉どおり、先制して肩の力が抜けた京都は前半終了間際に続けざまにシュートを放ち、勢いを持続して前半を折り返します。

後半、京都は同点にしようと前がかりになった札幌を尻目に好機を演出します。後方からフィードを狙う札幌の守備陣に対して前線からの連動した守備でボールを奪い、そのままゴール前に進出。35分には相手のクリアを杉田迅選手が奪うと前線にスルーパス。走り込んだ服部選手がゴール左隅に流し込むと、41分に再び服部選手がゴール前に抜け出し、札幌を突き放します。

京都の勢いはこの後も止まらず、福岡慎平選手と栗山高季選手が加点。以降は時間をうまく使い、逃げ切りを図りながらも、59分には服部選手がこの日、3点目となるゴールを挙げ、終わってみれば6-0と圧勝。3日間で5試合をこなすタフな連戦ながらも、「選手たちはビックリするほど元気でした」と岸本浩右監督が驚くほどの戦いを見せた京都が、2011、2012年の2連覇に続き、3度目の栄冠を手にしました。

京都は、「プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ2015」の出場権を獲得。8月にイングランドで行われる大会に日本代表として参加します。また、大会後の表彰式では各賞が発表され、京都からは井ノ尾匠選手が大会MVPを受賞したほか、5人の選手がベストイレブンに選出。惜しくも準優勝に終わった札幌も、フェアプレー賞を受賞しています。

コンサドーレ札幌U-15(北海道地域代表) 0-6 京都サンガF.C. U-15(関西地域代表/京都) 

試合詳細はこちら

監督・選手コメント

佐藤尽 監督(コンサドーレ札幌U-15)
スコアほどの差はなかったと思いますが、後半に入り、僕が「より攻撃的に」とメッセージを送ったことが、攻守のバランスを失う原因になったかもしれません。それでも、選手たちはゴールを決めたいという気持ちを見せてくれましたし、その意欲は評価してあげたいです。北海道で試合をしていると、相手に攻められ、一進一退の試合になることはそこまで多くありません。全国大会でいろいろな相手と対戦でき、選手の今後につながると思います。

福田心之助 選手(コンサドーレ札幌U-15)
1点を奪われてからも戦えていたので、後半に勝負をかけようと思っていましたが、チームのバランスが攻撃に偏りすぎてしまいました。前がかりになったことで、守備陣と攻撃陣の間にギャップが生じ、そこを京都に突かれたことが敗因だと思います。僕らは大会が始まる前まではまとまりがなく、不安の方が大きかったのですが、開幕後は逆転で勝利を収めるなど、メンタル面がたくましくなったと感じます。勝つことが自信につながるんだと実感しましたし、収穫の多い大会でした。

岸本浩右 監督(京都サンガF.C. U-15)
前半に苦しめられたことで、選手たちは目を覚まし、自分たちのサッカーを思い出してくれました。結果的には大勝で終わりましたが、札幌もタフで、素晴らしいチームでした。われわれの選手たちも連戦にも関わらず頑張ってくれました。体力を左右するのは精神力だと思いますし、その意味で、今年のチームは一人ひとりの気持ちが強く、互いの長所を引き出す仲間が集まりました。メンタルの充実が、今回の優勝に結びついたのかなと思います。

井ノ尾匠 選手(京都サンガF.C. U-15)
みんなが最終ラインの選手を信じて攻撃したことが、良い結果につながったと思います。今大会はチーム全員の意思統一ができており、DFだけではなく、チーム全員が守備意識を共有することができました。味方が頑張ってくれたおかげで、僕は止めるだけという状況をつくれたことが今大会、失点が少なかった要員だと思います。「プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ2015」でも優勝して、世界一のGKになりたいです。

JFA-TV

大会最終順位

優勝 京都サンガF.C. U-15(関西地域代表/京都)
準優勝 コンサドーレ札幌U-15(北海道地域代表)
第3位 長岡ジュニアユースFC(北信越地域代表/新潟)、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(中国地域代表/広島)
フェアプレー賞 コンサドーレ札幌U-15(北海道地域代表)

ベスト11

GK
井ノ尾匠選手(京都サンガF.C. U-15)
DF
福田心之助選手(コンサドーレ札幌U-15)
江川慶城選手(京都サンガF.C. U-15)
山崎大地選手(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
竹島京介選手(コンサドーレ札幌U-15)
MF
本間至恩選手(アルビレックス新潟U-15)
菅原由勢選手(名古屋グランパスU15)
谷内田哲平選手(長岡ジュニアユースFC)
服部航平選手(京都サンガF.C. U-15)
FW
福岡慎平(京都サンガF.C. U-15)
桂陸人(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)

MVP

GK 井ノ尾匠選手(京都サンガF.C. U-15)

JFAプレミアカップ2015

2015年5月3日(日)~5月5日(火・祝)
J-GREEN堺 (大阪府堺市)

大会情報はこちら

鹿島16強ならず、浦和は初勝利で終焉~ACLグループステージ最終節1日目~

$
0
0

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015は5月5日にグループステージ最終節となる第6節の試合が行われ、鹿島アントラーズはFCソウル(韓国)に3-2で競り負け、通算2勝4敗でグループHでの戦いを終え、ノックアウトステージ進出はなりませんでした。
すでに大会敗退が決まっていたグループGの浦和レッズは、オーストラリアでブリスベン・ロアーを2-1で下して今大会初勝利を手にし、通算1勝1分け4敗で終了しました。

鹿島、FCソウル共に勝点6で並び、いずれも勝てばグループステージ突破が決まる一戦で、鹿島は負傷欠場のFW金崎夢生選手の代わりに今季公式戦初先発の機会を得たFW赤﨑秀平選手が、積極的なプレーで立ち上がりからチームの攻撃を引っ張ります。
前半8分、MF土居聖真選手の斜めのパスを受けた赤﨑選手が右足を振り抜いて先制点を決めます。赤﨑選手は17分にもDF西大伍選手のクロスに合わせてゴール前へ飛び込み、相手ゴールを脅かす場面を作り、追加点を狙います。
28分にはMF遠藤康選手がFKの機会に左足で直接ゴールを狙って右ポストを叩き、はね返りに反応したMFカイオ選手が近い距離からシュートを放ちますが、これは相手GKに阻まれました。
しかし鹿島は35分、中盤で相手にボールを奪われて攻め込まれ、CKを与えてしまいます。ソウルはこのCKにファーサイドでノーマークで走り込んだDFイ・ウンヒ選手がヘディングで合せて同点にしました。

後半に入ると、51分にソウルはショートCKでFWユン・イルロク選手が上げたクロスにファーサイドでDFオスマール・バルバ選手が頭で合わせ、リードを奪います。
鹿島は68分に赤﨑選手に代えてFW高崎寛之選手、71分にはMFカイオ選手に代えてMF本山雅志選手を送り込んで反撃の機会を探ります。そして78分に、ゴール前の混戦からMF柴崎岳選手が冷静に相手GKの動きを見て浮き球で同点ゴールを決めました。
勝たなければ5大会連続での16強進出の道が閉ざされるソウルは、88分にカウンターからFWコ・ヨハン選手が鹿島ゴールに迫り、90分には交代出場のFWエルベルトン・サントス選手が至近距離からシュートを放って大きな決定機を作り出しますが、いずれもGK曽ヶ端準選手が好反応を見せてゴールを守ります。
しかし、アディショナルタイムに入った直後、交代出場のFWマウリシオ・モリーナ選手がゴール前で相手ボールを奪い、左足でシュートを放つと、ボールはゴール左隅に吸い込まれ、これが決勝点になりました。

この結果、ソウルは2勝3分け1敗で勝点9としてグループ2位で突破が決定。もう一方の試合で、昨年覇者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)が敵地で既に突破の決まっていた広州恒大(中国)を2-0で下して勝点8で3位に入り、鹿島は2勝4敗勝点6の4位で今大会を終えました。

一方、オーストラリアに乗り込んだ浦和は、1ヵ月以上負傷で試合から遠ざかっていたFW興梠慎三選手が先発に復帰。24分に相手の裏へ抜け出して先制ゴールを決め、ACLで日本人選手最多となる通算12得点をマークします。
浦和はその興梠選手に代わって57分にFW武藤雄樹選手を投入。するとその直後、武藤選手はFW高木俊幸選手のクロスを受けると、相手選手をかわして左足を振り抜き、チーム2点目を決めます。
浦和は70分にブリスベンに1点を返されますが、最後までリードを守り、今大会初勝利を手にしました。

グループGは北京国安(中国)が既に突破の決まっていた水原三星(韓国)と引き分けて勝点11でグループ首位をキープして16強に進出。ブリスベンは勝点7で3位、浦和は勝点4で最下位のまま終了しました。

監督・選手コメント

トニーニョ・セレーゾ監督(鹿島アントラーズ)
期待したような結果にならず残念ですし、サポーターに謝りたいと思います。チームやクラブだけでなく監督が負けてしまいました。全体的に選手たちには勝ちたい意欲や何かを成し遂げたい気持ちがあり、チームとして狙いとする部分は出ていたと思います。ですが、ペナルティエリア付近での落ち着きを欠いていましたし、前日までの練習でも確認していたセットプレーから失点してしまいました。セットプレーの守備は今季Jリーグでも抱えている明確な問題点で、早急に改善しなければなりません。サイドチェンジをしなかったことも大きな過ちで、とても残念です。終盤3点目は自分たちのミスから失点してしまいました。選手たちは相手にやられたという感じはしていないと思いますが、セットから2失点していれば、勝つのは難しくなります。

MF 土居聖真選手(鹿島アントラーズ)
ACLもJリーグもセットプレーからの失点が多く、全員に責任があると思います。追いついた後でもう1点を獲る力が僕らにはなかったということです。内容はどうあれ、結果が全てなので残念です。

DF 西大伍選手(鹿島アントラーズ)
セットプレーでやられることはこれまでも多かったのですが、また繰り返してしまいました。落ち着いてボールを回せればチャンスはあると思っていました。僕のシュートが入っていれば勝って終れることができていたと思うと、残念です。

チェ・ヨンス監督(FCソウル) 
鹿島が簡単な相手でないことは理解していましたが、今日の試合で改めてそれを痛感させられました。世代交代中のようですが、やはり強い相手です。今日は内容よりも結果が求められる試合で、我々の選手たちはなぜ自分たちがこの舞台にいるのかを意識して、高い集中力で戦い、持てる力を発揮してくれました。勝たなければならないことはこれまでのミーティングなどでもずっと言ってきていました。次のラウンドでは城南FCかガンバ大阪と対戦することになりますが、いずれもチームが来ても必ず勝って準々決勝へ進みたいと思っています。

AFCチャンピオンズリーグ2015

TV放送情報など大会詳細はこちら

AFCチャンピオンズリーグ2015グループステージ最終節 ガンバ大阪、突破をかけてホームで城南FC戦

$
0
0

AFCチャンピオンズリーグ2015は6日にグループステージ最終節第2日目を迎えます。ガンバ大阪は、ノックアウトステージ進出をかけてホーム・万博競技場で城南FC(韓国)と対戦します。5日に行われた前日会見の模様をお伝えします。

ガンバ大阪

長谷川健太監督
勝つこと以外、グループステージ突破は不可能だと思っています。城南FCにはアウェイで負けていますが、身体的にも強く、オーガナイズされた素晴らしいチームでした。いま持てる力を全て出さないと勝てない相手です。選手たちも、この試合にかける思いは高いものを持っています。ホームですし、強い気持ちを持って臨みます。しっかり勝ち点3を獲って、グループステージ突破を決めたいです。

パトリック選手(FW、背番号29)
絶対に勝たなければいけない試合です。ACLではここまでの2試合で非常にいい結果を残しています。城南FC戦は難しい戦いになりますが、チームは集中して、高い意識を持っています。2日に行われたJリーグ・対浦和戦では攻撃面でいいところを出せませんでした。自分の特徴である動きやアクションする部分が欠けていたと思います。城南FCは崩すことが難しい相手ですが、崩せるように動きを入れ、攻撃陣がしっかり仕事をして貢献したいと思います。

城南FC

キム・ハクボム監督
最後の試合まで、挑戦的なサッカーをして臨みたいと思います。ACLには、Kリーグを代表して戦うという意識を持ち、特別なプライドをかけて戦っています。ガンバ大阪は日本を代表するチームで、組織力があり全ての選手が素晴らしい。ACLではここ数試合で結果を出していますが、良くなってきているというより、もともと力を持っているチームだと捉えています。全力を尽くします。

チョン・ソンホ選手(MF、背番号14)
選手・スタッフが特別な気持ちでACLを戦っています。グループステージ突破は決まっていますが、どの順位で抜けるかを考えずに臨み、勝つことだけを考えています。

AFCチャンピオンズリーグ2015

TV放送情報など大会詳細はこちら

神戸が接戦を制して2連勝高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

$
0
0

ピックアップマッチ

サンフレッチェ広島F.Cユース 1-2(前半1-1、後半0-1) ヴィッセル神戸U-18

高円宮杯U-18プレミアリーグWEST第5節を5月6日(水・祝)に行い、サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)が対戦しました。

序盤にチャンスをつくったのは神戸。「野田(樹)と金田(拓海)のコンビがバランスを取ってくれた」と野田知監督が評したように、2人を起点にテンポ良くボールを動かして試合の主導権を握ります。14分には中央からのスルーパスに藤谷壮選手が反応し、ゴール前にクロスを送ると、広島のGKが弾いたボールを野原健太選手がシュート。一度はDFに阻まれるも自ら押し込み、試合を動かしました。野原選手は30分にもGKとの1対1を迎えましたが、シュートは枠を捉えることができず。対する広島は、劣勢が続いた中で一瞬の隙を突き、37分に長沼洋一選手のPKで試合を振り出しに戻します。

1-1で迎えた後半も試合の流れは変わらず、神戸が広島を攻め立てます。56分に左サイドから中央にボールをつなぐと、金田選手が右のスペースにスルーパスを通します。このパスに藤谷選手が走り込み、左足でミドルシュート。「軌道を見た瞬間、入ったと思った」(藤谷選手)という一撃がゴールネットを揺らし、神戸が再びリードを奪いました。このままでは終われない広島も途中出場の河本敬太選手が突破を仕掛けるなど、押し込むシーンが増えます。84分には河本選手が中央突破を図り、ペナルティーエリア左にパス。このボールに反応した加藤陸次樹選手がゴールを狙いましたが、ゴールポストを直撃。こぼれ球は神戸DFに阻まれ、追いつくことができません。広島はその後も攻撃を続けましたが、スコアは動かず神戸が2-1とリードしたまま試合終了。神戸は、藤谷選手も「今日の勝利は大きい」という貴重な1勝を奪いました。

監督・選手コメント

沢田謙太郎監督(サンフレッチェ広島F.Cユース)
失点の仕方に広島の現状が表れています。ゴール前に人数がいても防ぎ切れない。これまではGKの好セーブのおかげで防いできたけれど、質の高い相手と対戦すると、守り切ることができません。あと半歩、あと一歩、足を伸ばして防ぐ意識を練習から高めてきたのですが、大切な場面で発揮できませんでした。攻撃も、後方からのロングボールに頼ってしまうことが多い。その判断は悪くないのですが、もっと状況に応じた攻撃ができればと思います。

長坂恭樹選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
試合の入り方が悪く、序盤にゴールを許してしまいました。それでも、前半は守備の時間が長い中、しっかり守れていましたし、同点に追い付くことができました。後半も良い流れのまま行けるかなと思ったのですが、軽いプレーを繰り返したことで、相手に2点目を与えてしまいました。試合後は監督から「試合に負けて悔しい」ということを言われました。監督がとても悔しがっている姿を見て、自分たち選手がこのままではいけないと強く感じました。

野田知監督(ヴィッセル神戸U-18)
ボールはよく回っていたのですが、相手とのシステムが噛み合わないこともあり、プレスが掛からない時間が前半から見られました。その影響で、前半の終盤は押し込まれる場面もありましたが、飛び出しがうまく、警戒していた加藤陸次樹選手をCBの2人がうまく抑えてくれました。特に後半の守備は良かったですね。前節に続いての勝利は選手の自信につながります。攻撃の形が見えてきましたし、全体的に完成度が高くなってきたと思います。

野原健太選手(ヴィッセル神戸U-18)
ここまで4試合、得点できずに悔しい思いをしていましたが、やっと結果を残すことができました。点が入らず焦りもありましたが、「絶対に決めてやる」という気持ちと、シュートをする際にボールを見る、というこれまでできていなかったことの意識を高めたことが良かったと思います。チームとしても、相手が引いた状況でドリブルをうまく使うことで、崩せるようになってきました。今日の試合に勝てたことはうれしいですが、気持ちを切り替えて次の試合に臨みます。

その他の試合結果

東福岡高校 2-0(前半2-0、後半0-0) 履正社高校
大分トリニータU-18 1-0(前半1-0、後半0-0) セレッソ大阪U-18
名古屋グランパスU18 1-3(前半1-2、後半0-1) 京都サンガF.C. U-18
ガンバ大阪ユース 3-2(前半2-1、後半1-1) 京都橘高校

高体連同士の対決となった東福岡高校(福岡)と履正社の一戦は、前半の2ゴールを守り切った東福岡が勝ち越しに成功。東福岡は第2節以降、無敗が続きます。大分トリニータU-18(大分)とセレッソ大阪U-18(大阪)の対戦は、4分に生まれた浅原直弥選手の1点が決勝点となり、大分が勝利。開幕から続いたC大阪の連勝は4でストップしました。ともに初勝利をかけた名古屋グランパスU18(愛知)と京都サンガF.C. U-18(京都)の対決は、武市穣太選手の得点を皮切りに3ゴールを奪った京都が勝利。ガンバ大阪ユース(大阪)は2点のリードを京都橘高校(京都)に追いつかれましたが、69分に武田太一選手が勝ち越し点をマークし、3-2で勝点3を手にしました。

JFAこころのプロジェクト「夢の教室」 2015年度の活動がスタート

$
0
0

「夢の教室」は、熱きこころをもった夢先生が小中学校を訪問し、「夢を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力することの大切さ」を子どもたちに伝えるためにJFAが2007年から実施している活動です。

9年目を迎える2015年度は、全国約130の自治体で1,700回の授業の実施を予定しています。本年度第1回目の授業は、2013年から協定を締結している兵庫県豊岡市の小学校で実施。夢先生は元Jリ-グ選手の安永聡太郎さんが務めました。

夢先生コメント

安永聡太郎さん(元プロサッカー選手)
年度初めの授業は自分がまだリズムを掴みきれていないので子どもたちへの声のかけ方で戸惑うこともあります。また、大きな声を出し続けていると声が枯れてガラガラ声になってしまい大変です。

児童は新5年生になったばかりの初々しい印象で、1年間の終わり頃にやる授業とは少し違った雰囲気があり新鮮です。僕もさらによい授業をするために、どんどん成長する子どもたちと一緒に成長していきたいと思います。

無敗の鹿島が首位をキープ高円宮杯U-18プレミアリーグEAST

$
0
0

ピックアップマッチ

鹿島アントラーズユース 2-1(前半0-0、後半2-1) JFAアカデミー福島

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第5節がゴールデンウイーク最終日の5月6日(火・祝)に開催され、鹿島アントラーズユース(茨城)はJFAアカデミー福島(静岡)と対戦しました。

開幕から3勝1分けと無敗で首位を走る鹿島に対し、アカデミー福島は未勝利と苦戦中。首位の座を守りたい鹿島とリーグ1勝目を狙うアカデミー福島の意地が、立ち上がりから激しくぶつかり合いました。

鹿島は序盤、CB町田浩樹選手とボランチの千葉健太選手を起点に、前線の垣田裕暉選手にボールを集めます。これに対し、アカデミー福島は上野瑶介選手と下口稚葉選手の両CBが垣田選手をケアし、攻撃へとつないでいきます。アカデミー福島は右サイドの延祐太選手、トップ下の山原怜音選手が攻撃の担い手となり、カウンターから好機をうかがいますが、4試合で1失点の鉄壁を誇る鹿島守備陣を崩し切ることができません。

スコアレスで迎えた後半も前半同様、両チームの守備陣が奮闘を続ける中、ゴール前での攻防が徐々に激しくなります。アカデミー福島は60分、谷口憧斗選手のクロスに延選手がボレーシュートで合わせるものの、これは鹿島のGK沖悠哉選手のセーブに阻まれます。対する鹿島は、こう着した状態を打破しようと熊谷浩二監督が動きます。70分に松浦航洋選手に代えて西本卓申選手を、78分には中盤の田中稔也選手に代えてFW色摩雄貴選手を投入。「前線に変化を加えたかった」という熊谷監督の采配は、すぐに実を結びます。

85分、左サイドを突破した色摩選手のクロスに垣田選手が頭で合わせ、先制点を奪います。待望の1点を挙げて波に乗る鹿島は90+1分にも色摩選手が左サイドを攻略し、垣田選手の2点目をアシスト。試合終了間際にアカデミー福島に1点を許しましたが、試合は2-1でタイムアップ。鹿島が首位の座をがっちりキープしました。

一方、今回の敗戦で5連敗となったアカデミー福島は、「これまでで一番良い試合だった」と眞中幹夫監督が振り返ったとおり、首位チーム相手に善戦。次節以降につながる試合となりました。

監督・選手コメント

熊谷浩二監督(鹿島アントラーズユース)
選手たちはコンディションがあまり良くない中、最後まで戦ってくれました。このチームは昨年よりタフに戦うことをテーマに掲げているので、苦しい中、どれだけ質を発揮できるかが、今後の成長につながると思います。今日は途中から出場した選手たちがよく働きましたし、垣田選手もゴールで成長した姿を見せてくれました。すぐに次の試合がありますが、これまでどおり、しっかりとトレーニングして勝利に近づきたいです。

垣田裕暉選手(鹿島アントラーズユース)
失点しないことを心がけていれば、いつかは点が取れると思っていました。ゴールシーンは相手が色摩選手に引きつけられていたので、自分はファーサイドに回り、あとはクロスが来ることを信じていました。今年、自分は先発出場を続けていることもあって、90分を通して落ち着いてプレーできるようになったと思います。今後も前線のターゲット役としてもっと体を張ってボールをキープして、攻撃を引き出したいと思います。

西本卓申選手(鹿島アントラーズユース)
難しい流れの中で途中出場し、最初は少し苦労しましたが、とにかくペースを変えることだけを意識していました。(同じく途中出場の)色摩選手はスピードがあって縦に勝負するタイプなので、僕はできる限りDFを引きつけようと思いました。また、前線の垣田選手にマークが集まっていたので、クロスが入ったときは僕がニアサイドでつぶれて、垣田選手がフリーになるよう工夫しました。自分が入ってから2点が入り、素直にうれしいです。

眞中幹夫監督(JFAアカデミー福島)
鹿島は一瞬の隙も見逃してくれません。選手たちもそれを意識して、試合開始から緊張感を持ってプレーしたけれど、最後の4分間だけ隙が生まれましたね。われわれは1試合で複数得点を挙げることができないので、我慢強く戦い、決めるべき場面でゴールすることが求められます。ここまで未勝利ですが、第1節に比べたらチームは成長していますし、いま取り組んでいることを続けて、チャレンジしていきたいと思います。

その他の試合結果

大宮アルディージャユース 3-0(前半1-0、後半2-0)清水エスパルスユース
流通経済大学付属柏高校 2-0(前半0-0、後半2-0) 柏レイソルU-18
コンサドーレ札幌U-18 1-0(前半0-0、後半1-0) 青森山田高校
FC東京U-18 1-1(前半0-1、後半1-0) 市立船橋高校

大宮アルディージャユース(埼玉)は川田拳登選手のゴールをはじめ3得点で清水エスパルスユース(静岡)を完封。3位に浮上しています。流通経済大学付属柏高校と柏レイソルU-18による柏勢対決は、後半に2ゴールを挙げた流経大柏に軍配。流経大柏は3連敗の後、2連勝と巻き返しています。青森山田高校(青森)をホームに迎えたコンサドーレ札幌U-18(北海道)は、エース菅大輝選手の決勝点で今季初勝利。一方、開幕から3連勝と好調を維持していた青森山田は、前節に続いて黒星を喫しました。2位の市立船橋高校(千葉)は1点リードで迎えた77分、FC東京U-18(東京)の佐藤亮選手に同点弾を許し、3連勝はならず。それでも鹿島や大宮と同様、無敗を続けています。

G大阪1位で16強入り、柏は初黒星~ACLグループステージ第6節2日目~

$
0
0

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015は5月6日、グループステージ最終節2日目の試合を行い、グループFのガンバ大阪はホームですでに突破の決まっている城南FC(韓国)に2-1で逆転勝ちし、通算3勝1分け2敗で4年ぶりのノックアウトステージ進出を決めました。

グループE首位ですでに16強入りが決まっていた柏は、ベトナムでビン・ズオンに0-1で敗れて今大会初黒星を喫し、3勝2分け1敗でグループステージを終えました。

ガンバがプレーするグループFでは、もう一つの試合でブリーラム・ユナイテッド(タイ)が広州富力(中国)に5-0で勝ったため、ガンバ、城南、ブリーラムが勝点10で並びましたが、3チーム間の当該対戦成績で上回ったガンバが1位になりました。

勝たなければ突破はブリーラムの結果次第という一戦で、ガンバは前半15分に先制点を許す苦しいスタートでした。

1位突破を目指していた城南は積極的にプレッシャーをかけて攻撃の機会を探り、積極的に遠目からシュートを放ちます。前半15分、左サイドでボールを獲るとMFキム・チョルホ選手につないで前線へ縦パスを入れます。これを受けたFWファン・ウィジョ選手は、右に流れてガンバDFをかわすと右足を振り抜き、豪快なミドルシュートで先制しました。

ガンバは累積による出場停止のMF大森晃太郎選手に加えて怪我人を多く抱え、右サイドバックに不慣れなMF小椋祥平選手を起用する苦しい状態で、前半はなかなかテンポよく攻撃の形を作れません。

城南に22分と前半終了間際に攻め込まれてゴールを脅かされますが、GK東口順昭選手を中心にDF陣が体を張ってゴールを守り、前半を0-1で折り返します。

1点を追うガンバは、FW宇佐美貴史選手とFWパトリック選手のホットラインで後半早々に連続シュートを浴びせる好機を演出します。

55分過ぎにはガンバのベンチが動きます。右サイドバックで健闘していたMF小椋選手に代えてDF岩下敬輔を入れて、押し込まれていたサイドの守備を強化。さらに58分には今季公式戦初先発のMF二川孝広選手に代えてFWリンス選手を投入。すると攻撃が活性化され、相手ゴールに迫る場面が増えます。

64分には、この試合の最優秀選手に選ばれた宇佐美選手が左サイドからゴール前へクロス。ファーサイドで足を延ばしたパトリック選手が届かなかったものの、ボールはそのままゴールに吸い込まれ、宇佐美選手の23歳のバースデーゴールが同点弾になりました。

長谷川監督は75分にDF藤春廣輝選手に代えてMF倉田秋選手を送り込み、追加点のチャンスを探ります。そして82分、MF遠藤保仁選手の左サイドからのクロスを岩下選手が頭で折り返し、ゴール前でリンス選手が体で押し込み、勝ち越しゴールを決めました。

遠藤選手はこの試合でACL出場41試合となり、アジア最強のクラブを決める大会で日本人最多出場記録を更新しました。

ガンバは今大会2連敗でスタートする苦しい展開でしたが、第3節でブリーラムとホームで引き分けると、続いたアウェー2連戦でブリーラム、富力に連勝。最後はホームに駆け付けた12821人の観客の前で勝ち、3連勝でグループステージを締めくくりました。

一方、前節すでに1位通過を決めていた柏は敗退が決まっていたビン・ズオンと敵地で対戦。2日のJ1リーグ戦から全員先発を入れ替えて、最終ラインに公式戦初出場の18歳DF中山雄太選手、中盤にMF秋野央樹選手、MF小林祐介選手、MF中川真斗選手の20歳トリオ、前線には負傷から約1ヵ月半ぶりに復帰したFW大津祐樹選手を起用する布陣で臨みました。

前半は0-0で折り返す展開でしたが、後半56分にコンサドーレ札幌でもプレー経験のあるFWレ・コンビン選手に得点を許して0-1にされます。柏はMF太田徹郎選手やFW浮田健誠選手を投入して得点機を探りますが、ゴールは奪えず、今大会初黒星となりました。
 もう一つの試合で全北現代(韓国)が山東魯能(中国)を4-1で退けて2位に入り、山東は3位。ビン・ズオンは4位でグループステージを終了しました。

ノックアウトステージ1回戦のラウンド16は5月19,20日に第1戦、同26、27日に第2戦を行う予定。1位突破のガンバと柏はいずれも敵地で第1戦、ホームで第2戦を戦います。ガンバはグループH2位のFCソウル(韓国)と、柏はグループG2位の水原三星(韓国)と対戦します。

監督・選手コメント

長谷川健太監督(ガンバ大阪)
気持ちを出したプレーで臨んできた城南に先制されて苦しい展開でしたが、選手たちが最後まで勝利を信じて戦ってくれました。昨日鹿島が負けていたので、これ以上JクラブがKリーグに負けられないという思いもあったと思います。(今大会開幕2連敗で)首の皮一枚で繋がった状態から、ブリーラム、広州富力とアウェーで勝って、その勝ちを今日につなげられました。(最初の2試合の苦戦は)アジアのレベルが非常に上がっていることを改めて感じましたし、Jリーグ開幕前でコンディションが本格的ではなく、準備不足もありました。選手はそういう苦しい中でも良く闘ってくれたと思います。頑張ってくれた選手を誇りに思います。

FW 宇佐美貴史選手(ガンバ大阪)
総力戦で臨んで全員で出した結果です。Jリーグのチャンピオンとしてグループステージで終わるわけにはいけないというプライドを見せることが出来たと思います。(この試合の最優秀選手に選ばれて)それにふさわしいような圧倒的なプレーはしていないと思いますが、同点ゴールでチームが勢いづくことになったのは良かったです。試合前から自分が決めて、チームがノックアウトステージに進むことができれば、それが自分への良い誕生日プレゼントになると思っていました。なんとか軌道修正してグループステージ突破まで持ってくることができました。これを自信にしてノックアウトステージを戦いたいです。ガンバらしさを出してアジアの頂点を目指したいと思います。

MF 遠藤保仁選手(ガンバ大阪)
(2連敗からの挽回は)最後まで諦めないことや、少しずつ攻撃陣がかみ合ってきたこともありますが、普通に戻ってきたことが一番の要因だと思います。前半戦3試合は非常にもったいなかったと思います。少しずつ僕たちも良い経験を重ねてきていますし、ACL未経験だった選手たちもACLの厳しさを経験して、球際の激しさやレフェリングの違いなどに少しずつ慣れてきたことは大きいですし、いろいろなタイプのチームと対戦して、どう崩すかを考えながらプレー出来てきたことは、僕らにプラスになってきています。ノックアウトステージではメンタルの強さも必要になります。ACL経験している選手が先頭に立って引っ張っていければと思います。

キム・ハクボム監督(城南FC)
選手たちは最後までよくやってくれました。ガンバはもともと素晴らしいチームで、対戦した2戦とも素晴らしい試合をしていました。我々は徹底的に分析して臨んだのですが、動きが予測できないところもあり、我々に怪我人が出たことが影響しました。FWファン・ウィジョ選手はともかく、DFキム・チョルホ選手を欠いてからはDFのコンビネーションが崩れたと思います。負けはしましたが、グループステージ突破を誇りに思います。ここからまた新たなスタートだと考えています。

AFCチャンピオンズリーグ2015

TV放送情報など大会詳細はこちら


日本代表候補トレーニングキャンプ(5/12~13@千葉)メンバー・スケジュール

$
0
0

スタッフ

監督: ヴァイッド・ハリルホジッチ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:ジャッキー・ボヌベー(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:手倉森 誠  テグラモリマコト(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:リカルド・ロペス(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:浜野 征哉   ハマノユキヤ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
フィジカルコーチ:シリル・モワンヌ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コンディショニングコーチ:早川 直樹   ハヤカワナオキ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

選手

GK
東口 順昭   ヒガシグチマサアキ(ガンバ大阪)
西川 周作   ニシカワシュウサク(浦和レッズ)
六反 勇治   ロクタンユウジ(ベガルタ仙台)*
権田 修一   ゴンダシュウイチ(FC東京)

DF
水本 裕貴   ミズモトヒロキ(サンフレッチェ広島)
丹羽 大輝   ニワダイキ(ガンバ大阪)*
槙野 智章   マキノトモアキ(浦和レッズ)
森重 真人   モリシゲマサト(FC東京)
太田 宏介   オオタコウスケ(FC東京)
藤春 廣輝   フジハル ヒロキ(ガンバ大阪)
塩谷 司   シオタニツカサ(サンフレッチェ広島)
昌子 源   ショウジゲン(鹿島アントラーズ)
岩波 拓也   イワナミタクヤ(ヴィッセル神戸)*
植田 直通   ウエダナオミチ(鹿島アントラーズ)

MF
今野 泰幸   コンノヤスユキ(ガンバ大阪)
遠藤 康   エンドウヤスシ(鹿島アントラーズ)*
山口 蛍   ヤマグチホタル(セレッソ大阪)
米本 拓司   ヨネモトタクジ(FC東京)
谷口 彰悟   タニグチショウゴ(川崎フロンターレ)*
柴崎 岳   シバサキガク(鹿島アントラーズ)

FW
大久保 嘉人   オオクボヨシト(川崎フロンターレ)
豊田 陽平   トヨダヨウヘイ(サガン鳥栖)
永井 謙佑   ナガイケンスケ(名古屋グランパス)
川又 堅碁   カワマタケンゴ(名古屋グランパス)
宇佐美 貴史   ウサミタカシ(ガンバ大阪)
武藤 嘉紀   ムトウヨシノリ(FC東京)
杉本 健勇   スギモトケンユウ(川崎フロンターレ)*
浅野 拓磨   アサノタクマ(サンフレッチェ広島)*

※「*」は日本代表候補初選出。

スケジュール

5月12日(火)PMトレーニング 
5月13日(水)AM/PMトレーニング 

AFCグラスルーツフットボールデー記念フェスティバル実施概要

$
0
0

5月15日はアジアサッカー連盟(AFC)が2013年に定めた、「AFCグラスルーツフットボールデー」です。この日は、1993年にJリーグが誕生した日でもあり、また昨年JFAグラスルーツ宣言を行った記念すべき日でもあります。

AFCは日本を含む加盟協会とともに、AFCグラスルーツフットボールデーをアジア全体で祝い、グラスルーツフットボールの発展につながるよう、今年も各地で記念のフェスティバルを開催します。日本では、都道府県サッカー協会が全国各地で開催している地域に密着した様々なフェスティバルのうち、以下の3会場を中心に開催します。フェスティバルの参加については、主催する各サッカー協会へお問い合わせください。

JFAキッズ(U-8/10)サッカーフェスティバル長崎 in 五島

主催:一般社団法人長崎県サッカー協会
後援:五島市
開催日:2015年5月16日(土)
場所:五島市中央公園陸上競技場(長崎県五島市三尾野町266番地1)
内容:10歳以下、8歳以下の約100名を対象とした、初心者・未経験者も参加できる、FIFAグラスルーツフェスティバル方式のミニゲームとスキルセッション。

長崎県サッカー協会サイトはこちら

JFAキッズ(U-6)サッカーフェスティバル佐賀 in 吉野ケ里

主催:一般社団法人佐賀県サッカー協会
開催日:2015年5月17日(日)
場所:吉野ケ里歴史公園(佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843)
内容:20チームが参加する、6歳以下の男女を対象とした7人制のサッカートーナメント。

佐賀県サッカー協会サイトはこちら

YFA夢フェスティバル

主催:一般社団法人山梨県サッカー協会
開催日:2015年5月23日(土)
場所:押原公園(山梨県中巨摩郡昭和町押越1500-1)
内容:幼児からシニアまで誰でも参加できるサッカーフェスティバル。

山梨県サッカー協会サイトはこちら

このフェスティバルの開催に合わせ、ONE GOALキャンペーンのプロモーションを実施予定です。
JFA社会貢献活動「ONE GOALキャンペーン」
http://www.jfa.jp/social_action_programme/onegoal/
ONE GOALキャンペーン(英語)
http://www.onegoalglobal.org/

JFAなでしこひろば真岡ラディッシュ・イデアFC真岡(栃木県)で開催

$
0
0

NPO法人イデア・スポーツ・コミュニティが主催する「JFAなでしこひろば」が4月27日(月)、栃木県真岡市で開催されました。この日は20人の女性が集まり、元気いっぱいサッカーを楽しみました。ウォーミングアップでタッチ鬼や手つなぎ鬼を行った後は、対面パスやトライアングルパスの練習、続いてジグザグドリブルやフェイントドリブル等の練習を行いました。最後のミニゲームでは、参加者全員をランダムに分けた10対10のゲームや小学生以下の子どもチーム対中高生のお姉さんチームのゲームを行い、全員で盛り上がりました。これまで参加者の多くは小学生以下の女の子でしたが、最近は徐々に中高生の参加者も増えてきています。地域に女性だけでサッカーをする環境がほとんどない中、「JFAなでしこひろば」は小さな子から中高生まで安心してサッカーを楽しめる貴重な場となっています。

主催者コメント

川上栄二イデアFC真岡代表
かつて自分の娘もサッカーをしていましたが、通っていた中学に女子のサッカー部が無かったため、サッカーから別の種目に移りました。娘に話を聞くと「女子だけでサッカーができる環境があれば」ということでした。そのようなきっかけもあり、女子サッカーのためにクラブで地域に貢献できることはないかと考えていました。昨年「JFAなでしこひろば」を知り、「これだ!」と思いました。地域的に女子サッカー人口が多いわけではありませんが、活動の場が「0」よりも、気負わずに自分のペースでサッカーができる場があれば、という考えのもとに月1回ではありますが開催を続けています。毎回20人程度の参加者が来てくれていますので、彼女たちの活動の場を作ることができたことに少し安心しています。今後は大人の女性の参加者も増やしていきたいです。

参加者コメント

鈴木美貴さん
娘と一緒に参加をしてサッカーを楽しんでいます。娘はサッカーを通じて友達もでき、毎回親子で「JFAなでしこひろば」に行くことを楽しみにしています。また、ゲームを取り入れた練習では、皆と協力してゴールを決め喜んでいる姿を見ることができ嬉しく思います。「JFAなでしこひろば」は年齢や経験を問わず、純粋にサッカーが好きな女性が集まっているので、サッカーに興味があってもなかなか一歩を踏み出せずにいたり、サッカーに触れ合う機会がない人にとって、参加しやすい場だと思います。

JFAなでしこひろば

女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。
日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。

JFAなでしこひろば

2015年 第1回 J1・J2担当審判員研修会を開催

$
0
0

4月25日(土)・26日(日)にJFAハウスにて、J1・J2担当審判員を対象とした研修会を実施しました。

Jリーグが開幕し、今シーズン起きた事象を題材にし、 主審と副審とで協力しながら正しい判定に導くための考慮ポイントなどをディスカッションし、J1・J2担当審判員全体の判定基準のすり合わせなどをを行いました。

ゴールデンウィークの連戦が始まる前に有意義な研修会となりました。

指導者コメント

岡田正義トップレフェリーインストラクター
リーグ開催中のため4月25日、26日の分散開催となった第1回J1・J2担当審判員研修会では、始めに今シーズンのターゲット(判定:ハンドリング・足裏でのタックル・ホールディング・ノーマルフットボールコンタクトの見極め、動き:加速、主審副審の協力:有効なコミュニケーションシステムの活用)の再確認を行い、
その後に、今シーズン起きた事象を題材に、①ファウルサポート、②際どいゴールの判定、③オフサイド、④対立時の対応について主審担当と副審担当が混合のグループを作ってディスカッション形式の研修を実施しました。
そこでは、主審、副審それぞれの見方や考え方の違いをお互いに出し合って共有することができたので、
主審と副審の協力関係構築に非常に有効だったと感じています。
素晴らしい主審と副審のチームワークによって的確な判定に結びつけてくれることを期待しています。

参加者コメント

林可人 1級審判員(青森県)
今回参加した、第1回J1J2担当審判員合同研修会では、今年度のターゲットである「Be Strong」「Run」「Team work」を再確認した後、今シーズンの映像を見ながらグループごとにディスカッションをしました。

ディスカッションの中では、主審・副審それぞれの立場で持っている情報や欲しい情報、それぞれが判断してできることなどを出し合い、より良い判定につながるように意見を交流しました。
個人的には、副審としてどのような場面で主審をサポートするべきか、
シグナルビープやコミュニケーションシステムなどのツールの効果的な活用方法とは、正しい判定をするためにレフェリーチームとしてできることは何か、など多くのことを学ぶことができた研修会でした。

今回の研修で学んだことをこれからの試合で体現していきたいと思います。

上村篤史 1級審判員(愛知県)
開幕から2ヶ月たち、今回は主審と副審の合同研修会に参加しました。この2ヶ月の間に起こった事象を見て、グループでディスカッションしながら進めていきました。
事象に対して、主審と副審が持っている情報が違い、欲しい情報も違う時があります。それらをいかに共有して、短い時間で正しい判定につなげるか、ということを確認しました。
エラーを繰り返さないためには、その原因がなんであるのかを分析し、どう対応する必要があったかを自分の中に落とし込まなければいけません。今回の研修で、多くの審判員とディスカッションをして、分析の仕方、その後の対応の仕方を改めて学び、考えることができました。
これから、気候も暑くなり、タフな試合が続きますが、どの試合もやり切れるよう、いい準備をして臨みたいと思っています。

JFA公認指導者海外研修 実施要項【FIFA女子ワールドカップ カナダ2015】

$
0
0

1.目的

・FIFA女子ワールドカップの試合を現地で観戦する
・世界のチーム・選手と日本のチーム・選手の比較分析を行う

2.主催

公益財団法人日本サッカー協会

3.参加資格・リフレッシュポイント

・参加資格:JFA公認S級・A級・B級・C級・D級コーチ
・リフレッシュポイント:40ポイント

4.日程・内容

期間:2015年6月7日(日)~6月14日(日) 8日間
場所:カナダ[バンクーバー・モントリオール・オタワ]

スケジュール(予定)

 日にち都市時刻交通機関行程食事
16月7日(日)成田
バンクーバー
17:30
10:15
AC004
専用車
<バンクーバー泊>夕/機内
朝/機内
昼・夕/×
26月8日(月)バンクーバー午前
16:00
19:00
公共交通機関●レクチャー
●試合観戦【カメルーン対エクアドル】
●試合観戦【日本対スイス】
<バンクーバー泊>
朝/ホテル
昼/×
夕/×
36月9日(火)バンクーバー
モントリオール

午前
19:00
専用車
飛行機
専用車
空路、モントリオールへ
●試合観戦【ブラジル対韓国】
<モントリオール泊>
朝/ホテル
昼/×
夕/×
46月10日(水)モントリオール終日 自由行動
<モントリオール泊>
朝/ホテル
昼/×
夕/×
56月11日(木)モントリオール
オタワ
午前
午後
16:00
19:00
専用車
公共交通機関
陸路、オタワへ
●レクチャー
●試合観戦【ドイツ対ノルウェー】
●試合観戦【コートジボワール対タイ】
<オタワ泊>
朝/ホテル
昼/×
夕/×
66月12日(金)オタワ
バンクーバー

午前
16:00
19:00
専用車
飛行機
専用車
空路、バンクーバーへ
●試合観戦【スイス対エクアドル】
●試合観戦【日本対カメルーン】
<バンクーバー泊>
朝/ホテル
昼/×
夕/×
76月13日(土)バンクーバー午前
13:40
専用車
AC003
●レクチャー
空路、帰国の途へ
<機中泊>
朝/ホテル
昼/×
夕/機内
86月14日(日)成田空港15:20 成田空港着、解散朝/機内

[利用航空会社:エアーカナダ(AC)]

5.募集人数・最少催行人数

・募集人数:25名(先着順)
・最少催行人数:15名
・リフレッシュポイント:40ポイント

6.参加費・取消料

【参加費】412,000円~452,000円(予定。参加人数により、参加費を最終確定します。)

●参加費に含まれるもの
(1)日程に明示した航空運賃(エコノミークラス) *空港使用料・現地空港税・燃油追加料金・空港保険料等含む
(2)日程に明示した全員での専用車の料金
(3)日程に明示した宿泊の料金及び税金・サービス料(2名1室利用)
*1人部屋追加料金(107,000円)は、別途ご加算ください
(4)日程に明示した食事の料金及び税金・サービス料(朝食6回) *機内食含まず
(5)特別補償(団体旅行の集合時から解散時まで) *死亡・後遺傷害補償2,500万円、入院見舞費用4万円~40万円、通院見舞費用2万円~10万円
(6)日程に明示した観戦チケット代

●参加費に含まれないもの
(1)渡航手続き諸費用旅券取得に伴う旅券印紙代
(2)航空会社の規定を超える受託手荷物料金 *規定:手荷物1個あたりの重量23kg以内、サイズ158cm以内の荷物を2個まで無料
(3)クリーニング代、電報・電話料、飲物代、記念写真、その他個人的な諸費用とこれらにかかる税金・サービス料及びチップ
(4)お土産品及び持込み品にかかる税金等
(5)お客様の傷害・疾病に関する医療費
(6)任意の旅行傷害保険
(7)日程表に記載されていない食事代及び飲物代
(8)日本国内における出発空港まで及び到着空港からの交通費及び宿泊費

●取消料
・下記記載以外の場合 ----------------------------- 旅行代金の10%
・旅行開始日の30日前から3日前まで ----------- 旅行代金の20%
・旅行開始の前々日、前日、当日 ------------------ 旅行代金の50%
・旅行開始後、または無連絡不参加  -------------- 旅行代金の100%

7.利用予定ホテル

【バンクーバー】エグゼクティブ エアポート プラザ リッチモンド
【モントリオール】ホリデイ イン セレクト モントリオール センタービル
【オタワ】ロード エルジン ホテル
※上記ホテルを予定しておりますが、都合により同等クラスの他のホテルに変更となる場合があります。

8.お申込み

※指導者登録サイトKickoffからのお申込みください。
https://jfaid.jfa.jp/uniid-server/login

・ID取得及びご自身の資格ヒモ付けのうえ、お申込みください。
・「連絡欄」に、下記内容を入力してください。
①氏名:漢字(フリガナ)
②パスポート情報:氏名(パスポート記載の英字フルネーム/ローマ字)、パスポート番号、有効期限(年月日、西暦)
③電話番号:携帯又は日中連絡先
④メールアドレス
⑤指導チーム
⑥都道府県サッカー協会とのかかわり(トレセン、インストラクター等)
※申込期間は、2015年5月8日(金)から5月13日(水)まで、となります。
※Kickoffに登録をされていない方は、下記問合せ先までご連絡ください。
※本研修の実施及び参加の可否は、5月15日(金)までにお知らせ致します。

9.お問合せ先

(公財)日本サッカー協会 女子部
〒113-8311 東京都文京区サッカー通り(本郷3-10-15)JFAハウス
TEL:03-3830-1180  FAX:03-3830-1160
担当:亀井

アジアのピッチから~JFA公認海外派遣指導者通信~第5回唐木田徹 カンボジア審判ダイレクター

$
0
0

アジアの各国で活躍する指導者達の声を伝える「アジアのピッチから」。第5回は、カンボジアで審判ダイレクターを務めている唐木田徹氏のレポートです。
カンボジアは、2018FIFAワールドカップアジア2次予選で日本と同じグループEになりました。

ワールドカップ予選で日本と同組

カンボジアは今まで1次予選を通過した経験が無かったため、過去に予選での盛り上がりは皆無でした。よって、今回の2次予選進出は歴史的な出来事です。先日行われたドローの結果日本と同組となり、「正気の沙汰ではない!」「将来のカンボジアのためには一流のチームと戦える絶好の機会」と国民的な関心を集めています。もともと本田や香川の両選手はよく知られており、普段着として日本代表のユニフォームを着ているカンボジア人は多いです。2次予選の1戦目及び2戦目はホーム開催ですが、あいにくSEA Games(東南アジア大会)の準決勝・決勝と日程が重なります。SEA Gamesはカンボジアにとって国を挙げての大事な戦いで、U-23カンボジア代表とオーバーエイジの選手でチームを構成しています。同時期に行われるワールドカップ2次予選には別チームが必要なため、現在構成を検討中ですが、こちらのチームはテクニカルダイレクターの小原一典氏が指揮を取る予定です。

カンボジア人審判団が日本での国際親善試合を初担当

3月11日に千葉で行われた「U-22日本代表 vs. U-22ミャンマー代表」の国際親善試合で、カンボジアの審判トリオが笛を吹きました(*1)。国際主審3名、国際副審5名の中からランキングの高い順に選定し、過去のトレーニングや経験を十分発揮できるようメンタル面の準備を指示しました。試合を終えて彼らの感想は、「一方のチームが同じASEAN地域のミャンマーだったため、それほど緊張せずに済んだ。ピッチコンディションが良いので、イレギュラーへの対応等に気を使う必要がなかった。」その一方、一番苦心したのは寒さ対策。カンボジアでは気温が20度を下回ることがないため、日本の3月は寒過ぎて順応するのが何より大変だったようです。今回ASEAN以外の国、しかも日本でカンボジア人が試合を担当することは初めての経験であり何よりも強いインパクトでした。他のカンボジアの審判たちも「いつか自分も!」という思いが生まれたようです。

手探りでの審判育成

2008年の赴任当時は指導者が不在で、体力・知識(競技規則の理解)・技術(判定の精度とマネージメント)の概念も存在せず、どこから手を付けたらいいのか見当がつきませんでした。まずはとにかく①正しい判定するために良いポジションをとること、②その適正なポジションをとるための体力作り、の2つを目標にスタートしました。①については、「後追い(ボールの後をついて回るレフェリング)」が主流だった為、試合のビデオを見せて必要な時に「先取り(次にボールが来る争点を予測して先回りする)」でより正しい判定、またペナルティエリア内での重要な判定を正しくできるよう準備をすることを定着させることに努めました。30m以上も離れたところからPKの笛を吹くことが普通だったのです。②の対策として、「先取り」するためのスプリント能力、そしてカウンターに対しても持続してスピードを保てるようなインターバルトレーニングを週1回全員で行うようにしました。それまでは1時間で10kmほど走ることを”トレーニング”と称していたそうです。

日本人指導者の「トリオ」

現在カンボジアには壱岐友輔氏(カンボジアフットボールアカデミー・U-15カンボジア代表監督)(*2)と小原一典氏(テクニカルダイレクター)と私を含め計3名の日本人指導者が派遣されています。カンボジアは縁故の習慣が根強い為、しがらみに影響されない外国人が好まれるようです。中でも日本人が持つ清廉性・公平性はカンボジアでは強く支持されており、さらに日本はアジアサッカーの盟主と認識されています。昨年、壱岐氏発案により実現したU-15、U-17リーグは、ユース選手に活動の場を提供するとともに、トップリーグを目指す若手や経験の積み上げを必要とする中級レベル審判員たちにも実践を経験する絶好の場になりました。午前に試合を担当し、午後はビデオ分析・ビデオテスト・ディスカッションと1日をフルに利用した集中セッションは審判達にとって特に大きな成果となりました。また、小原氏のテクニカルダイレクター就任により、情報の共有が迅速かつ密になることを期待しています。

今後取り組んで行きたいこと

カンボジアでは首都プノンペンと隣接する1州しか目の届いた環境整備がされていないのが現状です。地方にも埋もれた人材がいるはずであり、より多くの人達に光が届くようなトレセン活動を、選手レベル(小原氏)、ユースレベル(壱岐氏)と共に審判レベルでも行いたいと考えています。70年代から約20年続いた内戦により、特に教育の基盤が失われたカンボジアでは、現在でも公平さに欠ける登用が多く正当に評価される機会がとても少ないのです。せめてサッカーの世界では、選手も審判も良い指導が受けられ、能力が適正に評価され、将来への夢と自信が持てる環境を作っていきたいと思います。

*1:2015/03/11 U-22国際親善試合の担当レフェリーがフクダ電子アリーナで前日練習を実施
詳しくはこちら

*2:2015/02/06 アジアのピッチから~JFA公認海外派遣指導者通信~第2回壱岐友輔カンボジアフットボールアカデミー・U-15カンボジア代表監督
詳しくはこちら

U-15日本代表候補トレーニングキャンプ(5/15~18@千葉)メンバー・スケジュール

$
0
0

スタッフ

監督:森山 佳郎 モリヤマヨシロウ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:齊藤 俊秀 サイトウトシヒデ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:佐藤 洋平 サトウヨウヘイ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

選手

GK
井ノ尾 匠 イノオタクミ(京都サンガF.C.U-15)
林 祥太郎 ハヤシショウタロウ(セレッソ大阪U-15)
藤田 和輝 フジタカズキ(アルビレックス新潟U-15)

DF
中崎 颯人 ナカザキハヤト(名古屋グランパスU15)
渡辺 大貴 ワタナベダイキ(三菱養和SC巣鴨ジュニアユース)
井上 詩音 イノウエシオン(Nagoya S.S.)
石尾 崚雅 イシオリョウガ(セレッソ大阪U-15)
杉井 颯 スギイハヤテ(柏レイソルU-15)
中川 裕仁 ナカガワヒロト(セレッソ大阪和歌山U-15)
森田 晃樹 モリタコウキ(東京ヴェルディジュニアユース)
福田 心之助 フクダシンノスケ(コンサドーレ札幌U-15)

MF
鬼京 大翔 キキョウヒロト(流通経済大付柏高)
東城 雅也 トウジョウマサヤ(青森山田高)
江川 慶城 エガワゲンキ(京都サンガF.C.U-15)
檀崎 竜孔 ダンザキリク(青森山田中)
山下 雄大 ヤマシタユウダイ(柏レイソルU-15)
山崎 大地 ヤマサキタイチ(サンフレッチェ広島ジュニアユース)
谷内田 哲平 ヤチダテッペイ(長岡ジュニアユースFC)

FW
山田 寛人 ヤマダヒロト(セレッソ大阪U-18)
宇津元 伸弥 ウツモトシンヤ(鵬翔高)
今村 涼一 イマムラリョウイチ(FC東京U-15むさし)
中村 敬斗 ナカムラケイト(三菱養和SC巣鴨ジュニアユース)
兵藤 健斗 ヒョウドウケント(大垣市立南中)
津野 絢世 ツノアヤセ(京都サンガF.C.U-15)

※U-15日本代表:FIFA U-17ワールドカップ2017出場を目指すチーム

スケジュール

5月15日(金)PMトレーニング
5月16日(土)AM/PMトレーニング
5月17日(日)AM
PM
練習試合 対市立船橋高(帝京平成大学千葉キャンパス)
練習試合 対流通経済大付柏高(帝京平成大学千葉キャンパス)
5月18日(月)AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

今後の予定

6/5~11韓国遠征 
7/20~30海外遠征 
8/25~28トレーニングキャンプ(国内) 
9/3~11トレーニングキャンプ 
9/12~20AFC U-16選手権2016予選 

JFAエリートプログラム(U-14日本女子選抜)中国遠征(5/17~25@北京)

$
0
0

スタッフ

監 督:加藤 賢二 カトウケンジ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:田代 久美子 タシロクミコ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ/山梨学院大) 
GKコーチ:井嶋 正樹 イジママサキ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ/東海大熊本サッカー部) 

選手

GK
1 三宅 紗優 ミヤケサユ(岡山湯郷Belle U‐15・U‐18/JFAアカデミー堺)
22 伊藤 七海 イトウナナミ(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースColza)

FP
10 中江 萌 ナカエモエ(アルビレックス新潟レディースU‐15)
14 及川 莉子 オイカワリコ(FCみやぎ)
2 寺田 妃花 テラダヒメカ(旭スポーツFCジュニアユース)
4 月東 優季乃 ガットウユキノ(浦和レッズレディースジュニアユース)
3 小野 遥香 オノハルカ(JFAアカデミー福島)
16 芳本 小夏 ヨシモトコナツ(セレッソ大阪堺ガールズ)
9 上田 佳奈 ウエダカナ(浦和レッズレディースジュニアユース)
12 齊藤 理子 サイトウリコ(下音更中)
15 青木 柚香 アオキユズカ(京都精華女子中)
6 田中 智子 タナカトモコ(セレッソ大阪堺ガールズ)
5 富岡 千宙 トミオカチヒロ(JFAアカデミー福島)
17 大西 歩花 オオニシアユカ(徳島ラティーシャ)
8 三谷 和華奈 ミタニワカナ(日テレ・メニーナ)
11 野嶋 彩未 ノジマアヤミ(藤枝順心サッカークラブジュニアユースブルー)
13 長江 伊吹 ナガエイブキ(富山レディースサッカークラブ)
7 中尾 萌々 ナカオモモ(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースRame)

スケジュール

5月18日(月) トレーニング
AFC U-14 Girls Regional Championship 2015
5月19日(火)17:00対 韓国
5月20日(水)17:00対 グアム
5月21日(木)14:00対 チャイニーズ・タイペイ
5月22日(金) トレーニング
5月23日(土)14:00/17:00準決勝
5月24日(日)14:00/17:003位決定戦/決勝戦

キヤノン ガールズ・キャンプ JFAエリートプログラム女子U-13 トレーニングキャンプ(5/15~19@J-GREEN堺)

$
0
0

スタッフ

コーチ(チーフ):淀川 知治 ヨドカワトモハル(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ関東担当)
コーチ:大野 真 オオノマコト(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチチーフ)
コーチ:大部 由美 オオベユミ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/ナショナルトレセンコーチサブチーフ)
コーチ:松田 哉 マツダハジメ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ北海道担当/釧路リベラルティ)
コーチ:西村 陽介 ニシムラヨウスケ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ北信越担当)
コーチ:浦田 敏己 ウラタトシキ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ東海担当/静岡産業大学)
コーチ:高須 理稔 タカスマサトシ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ関西担当/JFAアカデミー堺)
コーチ:和田 敬 ワダケイ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ中国担当/岡山県立玉野高等学校)
コーチ:影山 啓自 カゲヤマケイジ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ四国担当/JFAアカデミー今治)
コーチ:北川 ちはる キタガワチハル(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ九州担当/カティオーラフットボールクラブ)
GKコーチ:西入 俊浩 ニシイリトシヒロ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ GK担当/JFAアカデミー堺)
GKコーチ:安齋 和之 アンザイカズユキ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ GK担当/FC BLOOM)
GKコーチ:轟 奈都子 トドロキナツコ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ GK担当/セレッソ大阪)

選手

GK
1 石田 心菜 イシダココナ(益城ルネサンス熊本FCフェニックス)
2 板倉 彩 イタクラアヤ(富山レディースサッカークラブ)
3 村上 楓 ムラカミカエデ(釧路リベラルティ)
4 馬場 ひなの ババヒナノ(楠クラブレディース)
5 友 菜奈歌 トモナナカ(セレッソ大阪堺ガールズ)
6 大場 朱羽 オオバシュウ(JFAアカデミー福島)
7 小林 めい コバヤシメイ(秋田L.F.C.ユース)
8 西村 瑠音 ニシムラルネ(愛媛FCレディースMIKAN)
9 竹下 奏彩 タケシタカナサ(INAC神戸レオネッサU-15)

FP
1 坂本 那帆 サカモトナホ(レストライザック北浦FC U-15)
2 伊藤 めぐみ イトウメグミ(JFAアカデミー福島)
3 渡部 麗 ワタナベウララ(JFAアカデミー福島)
4 岡崎 莉子 オカザキリコ(山口ウィングス)
5 葛西 由依 カサイユイ(SHRINE LFC)
6 島田 芽依 シマダメイ(浦和レッズレディースジュニアユース)
7 河岸 笑花 カワギシエミカ(セレッソ大阪堺ガールズ)
8 野町 香好 ノマチコユキ(Kochi ganador FC)
9 加藤 明星 カトウアカリ(大分トリニータレディース)
10 田畑 晴菜 タバタハルナ(ヴィエントフットボールクラブとよの(JFAアカデミー堺))
11 伊勢 さつき イセサツキ(INAC神戸レオネッサU-15)
12 小泉 七瀬 コイズミナナセ(アルビレックス新潟レディースU-15)
13 松久 栞南 マツヒサカンナ(十文字中)
14 山口 歌子 ヤマグチウタコ(アルビレックス新潟レディースU-15)
15 水本 陽菜 ミズモトヒナ(北海道リラ・コンサドーレ)
16 安田 聖羅 ヤスダセイラ(小樽 Corsa'rio)
17 渡邉 さくら ワタナベサクラ(アルビレックス新潟レディースU-15)
18 中川 瑚々 ナカガワココ(FC今治レディース(JFAアカデミー今治))
19 舘 奈凪海 タチナナミ(福井工業大附属福井中)
20 岡本 亜子 オカモトアコ(FFCウェネス)
21 高和 芹夏 タカワセリカ(セレッソ大阪堺ガールズ)
22 山本 柚月 ヤマモトユヅキ(日テレ・メニーナ)
23 河本 紗英 カワモトサエ(愛媛FCレディースMIKAN)
24 原田 和佳 ハラダワカ(プルミエール徳島サッカークラブ(JFAアカデミー堺))
25 右江 星羅 ウコウセイラ(伊勢 YAMATO FC JY)
26 福田 莉子 フクダリコ(浦和レッズレディースジュニアユース)
27 國生 乃愛 コクショウノア(モゼーラ鹿児島)
28 古本 菜乃葉 コモトナノハ(藤枝順心サッカークラブジュニアユースブルー)
29 伊東 珠梨 イトウジュリ(FC GRANRIO SUZUKAv
30 宮野 日和 ミヤノヒヨリ(ヴァンラーレ八戸フットボールクラブU-15)
31 百濃 実結香 モモノミユカ(セレッソ大阪堺ガールズ)
32 大住 六花 オオスミリッカ(プルミエール徳島サッカークラブ(JFAアカデミー堺))
33 田山 有彩 タヤマアリサ(MARS福岡U-15)
34 坂井 瑠南 サカイ ルナ(アルビレックス新潟レディースU-15)
35 滝口 晴子 タキグチハルコ(サンクFCレディース)
36 中丸 美玲 ナカマルミレイ(周南市立太華中)
37 阿部 文音 アベアヤネ(アルビレックス新潟レディースU-15)
38 三浦 めぐ ミウラメグ(プルミエール徳島サッカークラブ(JFAアカデミー堺))
39 豊島 花梨 トヨシマカリン(船橋市立船橋中)
40 高良 琴音 タカラコトネ(真志喜中)
41 森 文佳 モリフミカ(INAC神戸レオネッサU-15(JFAアカデミー堺))
42 島村 美風 シマムラミフウ(日テレ・メニーナ)
43 玉川 実奈 タマガワミナ(JFAアカデミー福島)
44 片野田 朱球 カタノダスズ(楠クラブレディース)
45 稲村 雪乃 イナムラユキノ(TopStone Rosetta U-15)
46 木下 桃香 キノシタモモカ(日テレ・メニーナ)
47 山本 陽菜 ヤマモトヒナ(トレーフルFC fille)
48 沼尾 圭都 ヌマオケイト(JFAアカデミー福島)

スケジュール

5月15日(金)PMフィジカル測定・トレーニング
5月16日(土)AM/PMトレーニング
5月17日(日)AM/PMゲーム/トレーニング
5月18日(月)AM/PMトレーニング
5月19日(火)AMゲーム

AFCチャンピオンズリーグ2015 ラウンド16 マッチスケジュール

成長著しい2校が京都で対戦高円宮杯U-18プレミアリーグWEST

$
0
0

高円宮杯U-18プレミアリーグは5月10日(日)に、WEST第6節を開催します。

2連勝中のヴィッセル神戸U-18(兵庫)は、いまだ勝ち星がなく不調に苦しむ名古屋グランパスU18(愛知)と対戦します。両者にとってポイントとなるのが攻撃陣の出来。神戸は「3人目の動きからゴールを奪う形が大事になるので、精度を上げていきたい」(藤谷壮選手)、名古屋は森晃太選手が「ショートパスをつなぎ、みんなで相手を崩したい」と意気込みます。どちらの攻撃が上回るか目が離せません。



大分トリニータU-18(大分)とガンバ大阪ユース(大阪)の一戦は、前節からの移動距離が明暗を分けるかもしれません。2戦続けてホームで戦う大分に対し、G大阪は本拠地・大阪からの移動が必要。最後まで戦い抜くためのコンディショ二ングやメンバー選考など、監督をはじめスタッフ陣の対応力も求められます。

履正社高校(大阪)と京都サンガF.C. U-18(京都)の一戦は、「繊細なパスをつなぐ選手が多い」と安田拡斗選手も話す履正社の攻撃陣が、「高い位置でボールを奪うと、チャンスになるので楽しい」(松下英右選手)という京都の守備を打ち破れるかが勝敗を分けそうです。攻守ともに激しい攻防に期待がかかります。

前節、連勝が4で止まったセレッソ大阪U-18(大阪)は、6位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)と対戦。今節を最後に、リーグは6月末まで中断期間に入るため、両チームとも勝利が欲しいところ。アグレッシブな守備が持ち味の両者の対決は、最後まで緊迫した試合になりそうです。

【WEST第6節の注目試合】京都橘高校 vs 東福岡高校

全国高校サッカー選手権大会で、2012年から2年続けて4強に進出した京都橘高校(京都)と、昨夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)を制した東福岡高校(福岡)。ここ数年、目覚ましい活躍を披露している高体連の2チームが激突します。京都橘は昨年、東福岡に2戦2敗と相性が良くありません。特に0-4で敗れた8月末の第11節は、「夏休みに苦しい練習をして、もっと通用すると思っていたのに大敗し、精神的ダメージを受けた」と岩崎悠人選手は振り返ります。今節はその岩崎選手が出場停止。ここまで4得点を奪っているエースの穴をどう埋めるか見ものです。対する東福岡は、「今年は個人で打開できる選手はいないので、判断を磨き、シンプルに攻撃したい」(森重潤也監督)と攻守の切り替えを徹底。練習の成果を発揮すべく、今節に臨みます。

■京都橘高校 vs 東福岡高校
日時:5月10日(日)11:00キックオフ
会場:京都府立洛西浄化センター(アクアパルコ洛西)
アクセス:JR「長岡京」駅、阪急「長岡天神」駅から「落合橋」下車、徒歩約5分。京阪「淀」駅から徒歩約20分。
会場アクセスの詳細はこちら

プレミアリーグWEST 第6節 5/10(日)

11:00 京都橘高校 vs 東福岡高校(京都府立洛西浄化センター公園(アクアパルコ洛西))
12:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 名古屋グランパスU18(いぶきの森球技場)
13:00 大分トリニータU-18 vs ガンバ大阪ユース(大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場)
13:00 履正社高校 vs 京都サンガF.C. U-18(履正社茨木グラウンド)
15:00 セレッソ大阪U-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース(セレッソ大阪舞洲グラウンド)

千葉の名門対決は必見高円宮杯U-18プレミアリーグEAST

$
0
0

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第6節を5月10日(日)に開催します。

開幕戦で鹿島アントラーズユース(茨城)に敗れて以来、無敗を維持しているFC東京U-18(東京)は、コンサドーレ札幌U-18(北海道)と対戦します。FC東京の攻撃の鍵を握るのは、これまでにチームが挙げた計12得点のうち、7得点を叩き出している佐藤亮選手。レフティーながら、流通経済大学付属柏高校(千葉)との第2節では右足とヘディングでもゴールを決めるなど多彩な得点パターンを誇ります。対する札幌にも、左利きのエースがいます。年代別日本代表候補でもある菅大輝選手は前節に決勝点をマークし、チームに初勝利をもたらしています。両エースは今節、どのようなプレーを見せるでしょうか。

首位の鹿島は清水エスパルスユース(静岡)と静岡県藤枝市で顔を合わせます。守備陣の奮闘もあって、ここまで複数失点を喫していない鹿島は、堅守が最大の長所。第1クールを良い形で締めくくるためにも無失点で勝点の積み上げを狙います。一方、「改善すべき点は攻守に山積み」と平岡宏章監督が語る清水ですが、ホーム静岡での試合では無敗を維持。この一戦では首位チームから勝点を奪い、自信を深めたいところです。

連敗中の青森山田高校(青森)は現在、無敗の大宮アルディージャユース(埼玉)と対戦。青森山田は終盤に集中を欠く場面が多く、黒田剛監督も「軽率なミスを減らさなければ、苦戦は続く」と警鐘を鳴らします。今回は、「攻撃力はEASTナンバーワン」と他チームの指導者たちも評する大宮を相手に、90分を通して攻守の隙を見せないことが勝利への近道となりそうです。

現在8位の柏レイソルU-18(千葉)と最下位に沈むJFAアカデミー福島(静岡)の対決は、ともに是が非でも勝点3が欲しい一戦。柏は1試合平均5.8本というシュート数を増やし、得点の可能性を上げたいところ。対するアカデミー福島は前節、鹿島と接戦を繰り広げたことによって、選手たちも手応えを感じています。今節は、その手応えを結果につなげることができるか注目です。

[EAST第6節の注目試合]市立船橋高校 vs 流通経済大学付属柏高校

■市立船橋高校 vs 流通経済大学付属柏高校
これまで幾多の熱戦を繰り広げてきた千葉の名門が対戦します。無敗で2位につける市立船橋は伝統の堅守に加えて、選手全員が足元の技術に自信を持ちます。「球際での厳しさ、攻守の切り替え、運動量を常に意識している」と各選手が口をそろえるように、激しさも備えています。対する流経大柏もフィジカルでは負けていません。序盤こそ結果を残せずに苦しんだものの、第4節以降は守備の整備を施し、2戦連続完封勝利。尻上がりに調子を上げています。両雄の今シーズン初対決から目が離せません。

日時:5月10日(日)11:00キックオフ
会場:船橋市法典公園(グラスポ)球技場
アクセス:JR「西船橋駅」・JR武蔵野線「船橋法典駅」から京成バス「大塚ガラス」下車、徒歩約1分
東武野田線「馬込沢駅」からコミュニティバスフラワー号「エステ・シティ」下車、徒歩約3分
会場アクセスの詳細はこちら

プレミアリーグEAST 第6節 5/10(日)

11:00 FC東京U-18 vs コンサドーレ札幌U-18(東京ガス武蔵野苑多目的グランド/人工芝)
11:00 清水エスパルスユース vs 鹿島アントラーズユース(藤枝総合運動公園サッカー場)
11:00 市立船橋高校 vs 流通経済大学付属柏高校(船橋市法典公園(グラスポ) 球技場)
15:00 柏レイソルU-18 vs JFAアカデミー福島(日立柏サッカー場)
15:00 青森山田高校 vs 大宮アルディージャユース(青森山田高校)

Viewing all 26027 articles
Browse latest View live